住宅ローンの注意点
ほとんどの人にとって、マイホームを建てる時は、住宅ローンを組まなければ建てることはできません。
借金は少なく借りて、すばやく返すというのが、鉄則です。それでなければ、金利ばかりかかり、いつまで経ってもローンを返すことができなくなります。
従って、住宅ローンを組むときのコツは、頭金を貯めて、住宅ローンを組む額をできるだけ小さくすることです。
今は会社がしっかりしている人には、銀行はお金を貸したがります。それは銀行の善意ではなく、貸せば貸すほど銀行が金利を稼ぐことができるからです。たとえば金利1%で2,000万円を20年間借りる場合と、4,000万円を20年間借りる場合では、2,000万円では、利息は約220万円ですが、4,000万円では440万円の利息となり、ローン額が増えれば増えるほど、利息分を負担しなければならないからです。
ですから、マイホームを建てようと思った場合は、まず頭金を貯めることからスタートしないと、ローンの返済額ばかり増えて、新しいマイホームでの生活が、ローン苦で楽しいものでなくなってしまいます。
また、マイホームを建てても、家電や家具や照明、カーテンさらに庭など外溝工事など別途費用が嵩みがちです。
さらに、収入は景気の動向で、上下します。特にボーナスの変動は激しいので、ローンに占めるボーナスの割合を余り高めると大変になることがあります。
住宅ローンは無理せず返済できる額で組むのが一番です。